株価収益率(PER, P/E Ratio)について、個人的に注意したいと思っていることを記載していきます。
目次
- 注意点
- 理由
- 中国株の例
- 最後に
1. 注意点
PERだけで、異なる指数を比較するのは注意が必要だと考えています。
例えば、NASDAQ100やS&P500よりも、日経平均のPERのほうが低いと思います。ただ、それだけで何かを判断するのは注意が必要だと考えています。
2. 理由
その理由としては、なぜPERに差が付いているのかを説明できていないからです。
多くの人は、株価指数のPERに差があることを知っているはずで、それでも差が付いているのが現状だと思います。
3. 中国株の例
Boombergのニュース によると、MSCI中国のPERは約8倍(2024年1月時点での予想)になると報じられています。
PERだけで比較して判断すると、日本株も割高になる場合もあると考えています。
4. 最後に
私自身は、NASDAQ100とS&P500のPERを定期的にチェックするようにしています。
目的としては、NASDAQ100とS&P500を比較するためではなく、現在と過去の比較や、1年後の予想を確認するためになります。